弁護士法人 荒井・久保田総合法律事務所

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弁護士 久保田 庸央
2022.03.23

伝統文化の分断

 先日、北海道教育大学附属釧路義務教育学校にて、卒業式が行われ、出席して参りました。同校は、令和3年度から義務教育学校(小学校中学校の義務教育を一貫して行う学校)になっており、小学校に相当する6年間を前期課程、中学校に相当する3年間を後期課程としております。
 私は、後期課程のPTA会長をしており、僭越ながら祝辞を述べさせていただきました。
 その卒業式の簡単な事前打合せの際に、副校長から、「実は、今年の卒業生は卒業式に出るのが初めてなんです。」とのお話をいただきました。
 一瞬、卒業生が卒業するのは初めてなのは当たり前ではないかと思いましたが、そういう意味ではありません。コロナ禍で卒業式を縮小開催している関係で、卒業式に在校生として出席して卒業生を送り出したことがないため、卒業の年の卒業式が初めて出席する卒業式になったということです。
 在校生の立場で出席し、卒業生を送り出すことで、卒業生に対する思いを抱いたり、自分たちが卒業生になったときのイメージをしたりと、色んな思いがあるものと思いますし、儀式の伝統等も引き継がれていくものと思います。
 おそらく、多くの高校や中学校で卒業生になって初めて卒業式に出席するということが起こっているのだと思います。
 卒業式に限らず、各地で多くの行事等が、中止されたり、縮小開催されたりということが続いていますが、このようなことが続くと、これまで続いてきた伝統や文化というものまで、途切れてしまうのではないかと、副校長のお話から考えさせられました。
 コロナ禍に入ってから2年以上が経過し、当初の手探り状態と比較すれば、ある程度のことは分かってきたと言えますし、ワクチンの接種も進んでいます。 
 これ以上、子供たちの貴重な経験の機会を奪うことなく、また、各地の伝統、文化、慣習が失われることのないよう、制限は極力しないようにして欲しいです。