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弁護士 久保田 庸央
2021.06.16

ランドセルの色

 多くの小学校では児童はランドセルを背負って学校に通います。
 40年近く前になりますが、私も小学校に入学し、ランドセルを背負って学校に通っていました。
 私のランドセルの色は黒。
 女子は赤でした。

 ところが、最近見かける小学生の背中を見ると、青やオレンジ、茶色、ピンクなどカラフルな色がかなり目につきます。中には、縁取りだけ色が違ったりと2色のものもあります。
 
 特に定められたルールというわけではなかったのでしょうが、男子は黒、女子は赤というのが、当たり前でした。
 私も、何の疑問も抱かずに黒のランドセルを買ってもらい、小学校に入学しました。入学後は、学校中を見渡しても、黒と赤以外のランドセルを持っている児童は誰もいませんでした。

 そんな中、私が小学校4年生に進級しようとするときに事件が起こりました。
 3歳離れた妹が小学校に入学するというのです。
 それ自体は、年齢的に当たり前のことですが、何と、ピンクのランドセルで学校に行くと言うのです。

 いや、学校中探しても、赤と黒以外いないし…。
 小学4年になる俺でも、5年生、6年生は怖いし…。1年生で上級生怖くないのか?
 頭がおかしいのではないか?

 私としても、色々と思うところはありましたが、結局妹は、周囲の反対を押し切り、念願のピンクのランドセルで小学校に入学しました。
 学校でただ一人という状況ながら、6年間通い切りました。特にいじめられたりすることもなく…。
 赤や黒以外のランドセルで登校することなんて、今なら普通のことです。ピンクのランドセルを買おうとすることで、周囲に反対されることなんてないでしょうし、特別視されることもありません。
 時代の流れや変化だと言ってしまえばそれまでですが、多分、当時、常識とか、当たり前と思っていたことが大して意味のあったことではなかったのでしょう。
 おそらく、現在でも、私も含めて多くの人が当たり前と思っていることに、大した根拠や理由もないということがあるものと思われ、そのような偏った思い込みから、人を傷つけるような言動をしないよう肝に銘じていきたいと思っています。

 とは思うのですが、これから小学校に上がろうという子が、自分一人しかいない状況に果敢に挑んでいったというのは、今でも理解に苦しみます…。