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弁護士 久保田 庸央
2020.01.23

牛乳1Lパック 本当に1L入っているのか?

牛乳1リットルパックを見たことはありますか?
まぁ、見たことがない人はいないでしょう。

中身は1リットルだと思いますよね。

牛乳パックの大きさですが、底面が7cm×7cmの正方形。
高さが19.5cmのようです。

7×7×19.5=955.5

おいおい。955.5ミリリットルしか入らないじゃないか。

沖縄の牛乳パックの946ミリリットルとも違う。因みに、946は「くしろ」ではなく、アメリカの単位の1ガロン(3.784リットル)の4分の1であるクオーターガロンのこと。

それはさておき、量の偽装なのか。



答えはノー。

中身は本当に1リットル入っているとのこと。

何でそんなことが起こるのか。

牛乳パックの上の三角の部分に入っているわけでもないとのことで、いったいどういうことなのか。

どうやら、牛乳パックが丸く膨らむので、きちんと1リットル入るということのようです。

確かに、周囲の長さが決まっているのであれば、正方形よりも円の方が面積は大きいですからね。
1辺が7cmの正方形  周囲の長さは7×4で28cm
面積は7×7=49㎠

円周28cmの円の面積は
半径×半径×π=約62.4㎠         ※半径は28÷π÷2

正方形が周囲の長さを変えずとも、円の形に近づくように膨らめば、入る量は多くなりますね。

この牛乳パック問題は、算数の授業がきっかけで物議をかもした様子。

形式的に計算で導かれる結果と、現実は少し違った。面白いですね。