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弁護士 久保田 庸央
2019.12.18

バカは風邪をひかない?

「バカは風邪をひかない」

こんな都市伝説を耳にしたことがある方は多いのではないでしょうか。
もしかしたら、ご自身で口にしていることも…。
あれ?もしかしたら、ご自身が誰かに言われてしまっていますか?


ところで、「バカは風邪をひかない」って、真偽のほどはどうなのでしょう。
バカであることと、風邪をひかないことがどのように結びつくかです。

例えば、バカだと体が強いので、風邪をひかないとか。
しかし、バカだからといって、体が強いわけではなく、この理由でバカが風邪をひかないということはなさそうです。

一説には、あまり深く考えないタイプの人は、ストレスを感じにくく、ストレスによる免疫機能の低下を防ぐことができて風邪をひきにくいというのがあるようですが、ストレスを感じにくい人を「バカ」とするのは乱暴ですし、風が吹けば桶屋が儲かる的なものを感じます。


話はがらりと変わって、私事ですが、痛風の原因となる尿酸値が昨年まで7を超えていました。因みに、痛風というのは、左足の親指が激痛と共に腫れ、歩くことはおろか、風が吹いただけで痛いというくらいの恐ろしい病です。
尿酸値は7から異常値なのですが、7どころか10を超えることすらありました。医者からも、こんな数値久しぶりに見たとか、何で痛風の発作が起こらないんだなどと言われ、薬を飲んででも下げろと言われていました。
私としては、薬など飲んだら終わりだと思っておりましたので、痛風の発作もないし、放置していました。

そんな私ですが、あるとき、左足の踵が腫れ、足を引きずる事態に陥りました。私は、ただ単に足が痛いだけだと思っていましたが、人から痛風なのではないかと指摘され、病院に行ってみたら、痛風ということでした。
この期に及んでも、薬だけは避けたいと思っておりましたが、痛風予防のパンフレットを見せられ、心が折れました。
尿酸値が高くなる要因として、プリン体を多く含む食品、アルコールの摂取、ストレス、激しい運動…。
食生活はあまり改善したくはないし、仕事がらストレスを軽減するのはほぼ不可能。というより、激しい運動がダメなら、もう無理でしょうよ。健康のために筋トレしたら、尿酸値上がるって言うのですから。
こうして、私は、悪魔に魂を売り、尿酸値を下げる薬に手を出したのです。

薬の服用を開始して振り返ってみると、右足の甲が痛くなったり、右足の踵が痛くなったり、左足の甲が痛くなったりということがよくあったことを思い出しました。左足の親指が痛くなるのが痛風と思い込んでいた私は、これらの症状を繰り返しておきながら、痛風であると気付くことはありませんでした。


ということで、「バカは風邪をひかない」問題が解決しました。

「バカは風邪をひかない」のではなく、「バカは風邪をひいても気付かない」のです。