弁護士 荒井 剛
2019.08.28

日没コールド!!

釧路市民球場 日没コールド!
 
 本日(8月28日)、釧路市民球場で行われていた日本ハム・西武戦で、今世紀初という珍事が発生したというニュースが流れました。日没コールドにより試合が終了したということです。雨天コールドはよく聞きますが、日没コールドは滅多にありません。1999年に札幌の円山球場で開催された近鉄・オリックス戦以来20年ぶりだそうです。ちなみにウイキペディアで「釧路市民球場」を調べるとなんと今日の日没コールドの珍事が既に載っていてびっくりしました。 
 
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%A7%E8%B7%AF%E5%B8%82%E6%B0%91%E7%90%83%E5%A0%B4

 釧路市で北海道日本ハムファイターズの公式戦が開催されるのは年に1日もしくは2日程度ですので、開催時にはこれほど釧路に人がいたのかと思うくらい、球場に人が集まります。今日も午後から雨が降るかもしれないという天気予報の中、球場内外は、大勢の市民であふれかえっていました。私もその一人です。試合は両チームあわせて25安打の乱打戦でした。観ているほうは面白かったですね。西武のおかわり君こと中村剛也選手による二打席連続ホームラン、また、西武の強打者キャッチャー森友哉選手のバックスクリーン横に飛び込む豪快なホームランも出ました。この大阪桐蔭高校コンビのパワーをあらためて見せつけられました。残念ながら同じ大阪桐蔭OBであるファイターズの4番打者、中田翔選手によるホームランは出ませんでしたが、ファイターズのリードオフマン西川遥輝選手が6回裏の4打席目でライトスタンドにライナーで飛び込むホームランを打ってくれました。実は、西川選手、2打席目にはシングルヒット、3打席目には二塁打を放っていましたので、8回裏に回って来る5打席目でもし三塁打を打っていたらサイクルヒットの偉業を達成することになっていました。俊足の西川選手ですので十分期待できました。

 ・・・ところが、残念ながら日没コールドにより、8回表で試合は終了してしまったため、8回裏の西川選手の打席が回ってくることはなかったです。もし釧路市民球場にナイター用の照明設備が備わっていたら試合は続行していたかもしれませんが、その後、雨も本格的に降り出してきましたので結局は雨天コールドになっていたかもしれません。ただ、地方球場に照明設備まで求めるのは酷でしょう。釧路市民球場は1983年にオープンしましたが、老朽化のため2014年から大規模改修がスタートしました。各種大会やスポーツ合宿の誘致に力を入れるため、球場脇に室内練習場が作られたほか、球場内の掲示板を電光掲示板に変更し、さらに2年前には全面に人工芝を敷きつめ、水はけのいい素晴らしい野球場に生まれ変わりました。屋外の全面人工芝球場としては道内初です。そのお陰で、ここ数年、再びプロ野球の公式戦が釧路市民球場で開催されるようになりました。嬉しい限りです。
 
 さらに、今年は、1992年以来、27年ぶりに2連戦が組まれました。当然、釧路市民球場での公式戦はテレビ中継されます。これも嬉しい限りです。特に、左バッタ―が打席に入るときが嬉しいですね~。なぜかって。それは・・・・・









だからです!