弁護士 小田 康夫
2019.07.04

日記とマインドマップ

年齢を重ねるごとに、知識が積み重なり、過去に経験した事も増えます。
それゆえ何事にも動じなくなっていくのでしょう。
何事も淡々と処理できるケースが増えました。
逆に、子ども時代は、初めての経験ばかり。
経験していないことが多すぎて、「あたり」をつけることができません。やってみて、失敗する。失敗という経験をして初めて、何が失敗の原因だったか、を考えるようになります。

子ども時代は、経験がない分、想像力で補う必要がありました。
逆に、大人になると、どうでしょう。
知識・記憶があれば、想像力の必要性が相対的に乏しくなっていくようです。
「人生初!」の経験が減り、成功体験や感動が少なくなる。想像力が乏しくなっても知識・記憶と経験で大体の「あたり」をつけることができてしまいます。

抽象的な話をしてしまいましたが、
自分の子どもの日々の成長にはただただ驚かされるという、ただそれだけの話です。
昨日までできなかったことが、今日になったら、できている。
一昨日まで寝返りができなかったのに、昨日みたら、できていました。
大人とは比べものにならないくらいの成長スピード。
大人が比例的に成長するとすれば、
子どもは指数関数的に成長するようです。
うらやましい。

いい大人である私ですが、
最近、日記とマインドマップなるものを始めました。
日記は、
日常の子どもの成長の記録として、
日々の雑務の記録として、
活用しています。

マインドマップは(下の書籍参照。これ以外にも関連書籍がたくさんあります。)、
思考の整理をするツールです。
何かと忙しいときに読んだ書籍のメモとして、
将来のこと、先読みをするための道具として、
日記の中で併用するようにしています。

触れ込みでは、マインドマップをうまく利用すれば、想像力を培うことができるとされています。大人になって知識と経験があるから、想像力の必要性は低く、想像力の低下は顕在化しない。顕在化しにくく、気づきにくい想像力の減退が起こる前に、日記とマインドマップを利用して、想像力を鍛えておきたい、子どものように面白い発想ができないかなどと日々考えているところです。

参考図書:「マインドマップ」(トニー・ブザン、バリー・ブザン著、神田昌典訳/ダイヤモンド社760993)



↓最近読んだ書籍を要約したマインドマップ(未完成です。)