弁護士 荒井 剛
2018.08.30

2ヶ月に1度のラジオパーソナリティーと私のリクエスト曲

 現在、私は、2ヶ月に1度のペースではありますが、地元のFMくしろの番組に市民パーソナリティーの1人として出演させていただいております。偶数月の第4木曜日の午前9時30分からの30分ほどですが、「モーニングウェーブ」という番組の中で登場します。番組を担当している平迫なおこさんとフリートーキングをしております。以前からこのラジオ番組出演のことを告知しようと思っていたのですが何となく気恥ずかしい感じがして宣伝できないでいました。また、宣伝したものの数回の出演で番組が打ち切りになってしまったらどうしようという思いもありました。とはいえ、数えてみますとすでに20回近く出演させていただいておりますので、これまでの出演を振り返りながら、そろそろ番宣をしてもいいかなと思うに至りました。

 一応、毎回、平迫さんと協議し、テーマを事前に選定するようにはしていますが、実質的には完全なフリートーキングです。憲法改正問題、死刑問題といった堅いテーマから、好きな映画、マンガ、趣味といったゆるいテーマまで幅広く扱ってきたかと思います。また、弁護士の立場を離れ、私が所属している釧路ロータリークラブで携わったタイやブータン王国での国際奉仕活動(浄水機の設置、手洗い場の設置事業等)や再生可能エネルギーを利用したまちづくりを目指すために友人らと立ち上げた一般社団法人「くしろソーシャルデザインネットワーク(略:KSDN)」で取り組んだ事業を紹介したりもしました。昨年4月には釧路弁護士会の会長に就任しましたので、会長としての抱負を語ったこともありました。

 30分の番組中、実際にフリートーキングしている時間は20分程度ではないかと思います。前半10分、後半10分。堅いテーマを扱う場合でも、後半は趣味の話などゆるいテーマにしたりしています。そして、毎回、前半と後半の間に、リクエスト曲を流すことになっております。このリクエスト曲ですが、毎回、私がCDを持参し、流してもらう曲を選定しております。最初は、自分がよく聴いている曲を単純にリクエストすれば足りていたのですが、回数を重ねるごとに何をリクエストすればいいかと悩み、新しい曲、新しいアーティストとの出会いを求めてよくCDショップに行くようになりました。

 これまでにどんなアーティストのどの曲をリクエストしたのか記録につけておけばよかったのですが、この番組出演がなければCDショップで様々なCDを試聴することもなかっただろうし、そのアーティストのこの曲に出会うこともなかったかなと思える曲をいくつかご紹介したいと思います。すでに有名になっている曲やアーティストも入っていますので、わざわざ紹介しなくても知っているぞという方は多いかもしれません。また、純粋に私の好みだということですので、好みが合わない方からすればあまり賛同していただけないかもしれませんが、すごく印象に残った曲でしたのでもしこのコラムをお読みいただいているのであれば是非とも聴いていただければと思います。

以下、アーティスト名、タイトル名の順で表示しています。また、プロモーションビデオをユーチューブで観る事ができたものはURLを添付してあります。

1 Alan Walker(アラン・ウオーカー) “ FADED”
  曲の入りがすごくきれいだなという印象を受けました。そして、とにかくメロディーが頭に残り、しばらく頭の中でリピートし続けていた時期がありました。アランという名前は男性名なので、はじめて聞いたときは、ヴォーカルは男性なのかという疑問を誰もが持つと思う曲です。ちなみに、歌っているのは、Iselin Solheimというノルウェーの女性であり、アランはこの曲をプロデュースした若干20歳の男性です。ボーカルよりプロデューサー名が全面に出てきているところがすごいです。
  https://www.youtube.com/watch?v=60ItHLz5WEA

2 Lukas Graham(ルーカス・グラハム) “7 Years” 「僕はまだ7歳だった」
  ベルギー出身のグループです。
  この曲を紹介した当時、ちょうど私の息子が7歳でしたのでタイトルとまさにピッタリだった記憶があります。アニメ調のプロモーションビデオは必見です。アニメと曲の内容とがすごくマッチしています。親を思う曲でもあり、我が子を思う曲でもあります。はじめて観たときは涙が出てきました。
https://www.youtube.com/watch?v=kZKmmCIqN2Y

3 A Great Big World  “ Say Something”
  男性デュオです。クリスティーナ・アギレラと競演しているこのプロモーションビデオは素敵です。透き通るような声とそれにぴったりのメロディーがたまりません。
https://www.youtube.com/watch?v=-2U0Ivkn2Ds

4 PINK “Beatiful Trauma”
  前向きに頑張ろうと思わせる曲です。最近のアルバムのタイトル曲でもあります。
  プロモーションビデオではないですが下記URLから曲を聴くことが可能です。
https://www.youtube.com/watch?v=41taYOq1kVY

5 Rachel Platten “Stand By You”
これも4の曲と同様、頑張っていこうというパワーをくれる曲です。ベニー・キングの「スタンド・バイ・ミー」はもちろん大好きですが、「スタンド・バイ・ユー」というこの曲も大好きです。
https://www.youtube.com/watch?v=bwB9EMpW8eY

6 Rihanna (リアーナ) “California King Bed”
言わずと知れたリアーナの曲です。リアーナをよく聴いているわけではないのですが、この曲は別格です。リアーナの歌唱力に惚れてしまいます。
https://www.youtube.com/watch?v=nhBorPm6JjQ

7 Sia (シーア) “Bird Set Free”
https://www.youtube.com/watch?v=vkiVaEpqByw
  オーストラリア出身の女性シンガーソングライターです。
  この曲をラジオ出演のときにリクエストしたのですが、Siaについてはそれまでまったく聴いたことがありませんでした。ただ、アルバムのジャケットを目にしていたことはありました。金髪のカツラと顔の輪郭だけで、顔がない写真とか、人と動物(犬か?)とが半分ずつ混ざったような顔写真とか、かなり風変りの写真をジャケットに使用しております。彼女は自分の顔を出さないことで有名だということを後で知りました。ジャケットだけでなく、彼女のプロモーションビデオはかなり独特です。何曲か、観ましたが、正直、積極的に何どもプロモーションビデオを観たいという気持ちにはなれませんでしたが、不思議と彼女の曲には人を引き込む魔力があるように思います。代表曲の「シャンデリア」という曲も、はじめて聴いたときは、曲の出だし部分で、えっ、何これ?って思ったのですが、サビまで来る頃にはあっという間に引き込まれてしまっていました。ちなみに、これもラジオでリクエストした曲ではありませんが、ある映画(カルフォルニア大地震を題材にしたもの)のエンディング曲としてシーアがカバーした”California Dreaming”も彼女は本当に歌がうまいなと感じさせる曲でした。
https://www.youtube.com/watch?v=0TFmncOtzcE&list=RD0TFmncOtzcE
 上のURLは、“California Dreaming”のものです。
 
 ほかにもいろいろ紹介したい曲やアーティストがいるのですが、キリがないためこのあたりで止めておきます。もし、このコラムを読んでいただき、今度、私と会う場面がありましたら、是非、曲を聴いての感想を聞かせていただければ嬉しいです。