道東（北海道の東部）で弁護士をしていると自動車の運転も業務の一環であると思えてきます。

　中標津町の事務所から、頻繁に行く裁判所を近い距離順に並べると、標津の裁判所、根室の裁判所、釧路の裁判所となります。

　具体的な距離ですが、中標津の事務所から、一番近い標津の裁判所までは、大体１８キロです。根室の裁判所までは、大体８０キロです。そして、釧路の裁判所までは、大体９０キロとなっています。
　裁判所に行く用事があるたび、自動車を運転して行くことになります。
　ときどき、スケジュールの関係で、午前中に根室の裁判所へ行き、午後は釧路の裁判所へ行くことがあります。
　その日は、３時間以上運転していることになります。

　私は、平成２４年６月から中標津の事務所で働いております。ちょうどその年の７月に車検を受けることになりました。
　平成２４年７月１８日時点の走行距離は、約９万２６００キロでした。
　２年後に車検を受けたときの走行距離は、約１４万７４００キロでした。
　つまり、中標津で働くようになってから、２年間で約５万４８００キロ走ったことになります。
　計算すると、１年平均２万７４００キロ走っていることになり、１日平均だと約７５キロ（２万７４００キロ÷３６５）となります（実際は毎日これだけの距離を運転しているわけではありませんが）。
　このときはさすがに自分でも驚きました。

　道東の道路を走行していると、冬は路面の凍結に気をつけなければいけませんし暴風雪により道路が通行止めになることもあります。裁判所へ通じる国道が通行止めになり、裁判が延期になったこともありました。
　そして、季節を問わず、エゾシカにも気をつけないといけません。エゾシカが突然道路に出てきて、自動車と衝突する事故も多いのです。

　私は今もほぼ毎日自動車を運転しておりますが、なんとかゴールド免許を維持しています。

　今年も一年間、安全運転を心がけたいと思います。