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弁護士 小田 康夫
2018.11.08

中小企業診断士試験を受けました~挑戦を継続するには~その2

中小企業診断士試験(1次試験)を、8月4~5日、札幌で受けました。
以前のコラムでその話をしました。
今回はその続き。











1次の合格点は、420点。
8月6日、自己採点した結果、私の1次の成績は、それを下回る414点。
9月4日、合格発表を一応HPで確認しようとみると、
何やら、「得点調整」の文字が。
見ると、経営法務科目に(前例のない)「8点」をプラスに(変な問題が多かったもん!)。
合格点420点を2点超え。
(運よく)1次を突破しました。

そして、先月、2次試験がありました。
10月21日朝、札幌の商工会議所に行きました。
試験当日は、こんな予定です。

①09:40~11:00 事例Ⅰ(中小企業の人事・組織に関する問題)
②11:40~13:00 事例Ⅱ(中小企業のマーケティングに関する問題)
③14:00~15:20 事例Ⅲ(中小企業の運営管理・オペレーションに関する問題)
④16:00~17:20 事例Ⅳ(中小企業の財務・会計に関する問題)

1次試験の択一と異なり、2次は記述式。
わたくし、記述は得意分野ですが、どうも思うように書けません。
(最後の事例Ⅳはひどかった)
受かっても、落ちても、
勉強することはありますから継続して勉強しようと思います。

試験に興味がある方。この「試験」の魅力はたくさんあります。例えば・・・
①試験の題材が新鮮。
(実在する企業が題材となっているようです)。
②100字程度の作文技術があればよい。
(長文の論述能力は不要)
③試験対策には、ネット情報が頼りになり、あまり経費をかけなくて済みます。
(とくに、「一発合格道場」さんのHPは、質の高い記事を量産。なお、わたしはこの団体と何らの関係もありません。)
④札幌会場は机を独り占めでき、過ごしやすい。
⑤競争戦略やマーケティング、オペレーションの基本的な概念の理解は、新書などを数冊、読んでおけばある程度、対応可能。(私が読んだのは「実はおもしろい経営戦略の話」(野田稔著)SB新書、「マンガでやさしくわかる生産管理」(田中一成著)JMAMなど)。
⑥試験勉強自体が、日常業務の効率性を挙げるヒントにあふれています。
(とくに、事例Ⅲで良く問題になる「ムリ・ムラ・ムダの排除」して、「計画」「統制(進捗・現品・余力管理)」を見直す視点、非常に役立ちます)。

興味を持った方がいたら、とりあえず、(来年一緒に)受けましょう。













以下、蛇足ですが、
一般に、(試験への)挑戦、それ自体に価値があると思います。
(中小企業診断士)試験に限った話じゃありませんが、

とりあえず何ごとも始めたらいいのです。
思い立ったら即行動。

遠い将来の、大きな目標(目的)を達成するには、
「セオリー(勝ちパターン)」があります。
「セオリー」はとてもシンプルで、
「ミニマムな目標」を「決め」て、
「すぐやる(すぐ挑戦する)」こと、これに尽きます。

それだけです。
勉強でも仕事でもスポーツでもどんなことでもそうだと思いますが、
①簡単に達成可能な「目標」を、
②「決め」て
③迷わず「すぐやる」だけ。





ポイントは、
簡単に達成可能な「目標」を立てること。
いかに自分に甘い目標を立て続けられるかがミソです。
自分が思っているほど、自分のモチベーションを維持・コントロールすることは容易ではありません。

目標を(とりあえず)「決める」こと。
やみくもに山に登ると、遭難して、最悪、死にます。
それぐらい目標を決めないことは危険です。

そして「すぐやる」こと。
「すぐ」「やる」の力点は「すぐ」のほう。
それ以外のことは考えないことがポイントで、例えば・・・
「合格した結果、それがどれだけの意味があるか」
「挑戦に失敗したら笑われる・馬鹿にされる」
「達成できても、自分には役に立たないかもしれない」
などと迷っていると、いつまでもたっても何もできません。


とりあえず何ごとも始めたらいいのです。
(自己啓発本のようになってしまいました)

この手の話は、(おそらく何十年にもわたり)繰り返し繰り返し書かれていますが、いかんせん、みんな「真面目」(!)であるがゆえに、簡単な目標を決められず、「誤って、高い」(!)目標を立ててしまい、それが達成できないことで自己嫌悪、自信を喪失して、目標達成を諦めてしまうことが多いようです。

誤解を承知で言えば、達成した後の意味なんか考えないで無邪気に子どものようにやる。
何事も考えすぎはダメです。
挑戦を継続するには、思い立ったら即行動、そして、挑戦の中のプロセス自体を楽しむ、これがアルファでオメガです。























最後、蛇足ついでに蛇足。
(コラムはだいたい深夜に書いています)
今回の試験を受けた後、再現答案を書くことが、今年の3次(口述)試験を受けるのに役に立ち、かつ、(落ちたときに)来年に向けた糧となるとの記載を、さきほどの一発合格道場のHPで発見したので、再現答案をここに簡単に記して、本コラムを締めたいと思います(前にコラムでも指摘しましたが、以下の記述もおよそ私の試験勉強の為に書いているもので、他意はありませんので、あしからず。)
(平成30年再現答案)
事例Ⅰ
第1問※再現率90%
国内大手に市場シェアで負ける分、自社技術を応用した新製品開発に特化することで競合他社の少ない市場で、比較的少人数の人員と経営資源を集中投下するニッチ戦略
第2問
(設問1)※再現率90%
大手コンデンサーの技術者であったA社長の経験を生かした起源とするため、競争優位性があり、中途採用の即戦力である技術者を9割徴用し、研究開発力に人員を集中させ専門化。
(設問2)※再現率60%
これまでの売り切り型の事業特性から、販売後も取引先と継続的な関係を構築できる事業へ転換した。また、転換後の市場は、情報通信技術の急速な進歩も期待できた。
第3問※再現率80%
各部門間で専門知識別に区別されていた技術者の人材交流を図ることで、専門知識を融合させ、研究アイディアを生む土壌を作り上げた。
第4問※再現率65%
人材は重要な経営資源という理念の下、社員間の交流を促すため、持ち株制度、社員全員旅行のほか、少人数旅行にも補助金を出し、技術アイディアに表彰を出しモラール向上。

事例Ⅱ
第1問※再現率85%
①顧客はなじみのビジネス客8割、インバウンド客2割だが、前者は高齢化が進み、減少傾向。後者はX市の日本的な魅力と相まって増加傾向と予想される。②B社以外には周辺に宿泊施設がなく、あってもB社のような老舗日本旅館はない。③老舗旅館であり、芸術文化もあり、格式高い。
第2問※再現率70%
歴史と伝統を有するX市には日本の和の風情を求める観光客が増えており、B社も国内外の観光客向けに、庭園や美術品を有することから、芸術文化面を全面に出すことで訴求する。
第3問※再現率70%
SNSでの拡散しやすい動画や写真を投稿できるよう、日本の朝をテーマに従業員と客が餅つきなどで交流する。朝食時に器の盛り付けを工夫する。無料ワイファイも掲示。
第4問※再現率75%
市や他の商業施設と協力しながら、地域一体となって、体験型、ドラマ舞台ツアーなどを企画し夜間の活気を取り戻す。街づくりとして補助金も利用し経費をかけず宿泊需要を満たす。

事例Ⅲ
第1問※再現率70%
金型設計と金型製作部門を新設し、注文から加工までの一貫体制を社内で整備したことで、生産効率を上げ、技能士要請などで技術力強化を図り、それによりコスト低減、ノウハウ蓄積を図ったため。
第2問再現率75%
問題点は作業者1人で対応することが多く、手待ち時間が長い。改善策は作業内容を整理し、標準化し、分配することで外段取り化する、金型に識別番号を付し、置き場を整理統一し混乱を防止する。
第3問再現率70%
問題点は全課に通じる生産計画がなく、進捗・現品・余力管理ができず、在庫も過大である点。改善策は、全課に通じる生産計画を策定し、納期を基準とした進捗管理を行うこと、小ロット化し、在庫を適正化すること
第4問※再現率60%
生産現場における金型に識別コードを付し、置き場所を固定すること、納品位置を固定すること、その情報を集約整理すること、進捗・現品・余力情報、在庫情報の整理
第5問※再現率70%
工業団地での立地をいかし技術交流会共同開発等を行いつつ、自社が優位性を持つ国土な成形技術と加工品の組み込み納品能力を生かし、短納期化、小ロット、多品種ニーズに合わせる戦略

事例Ⅳ
第1問
(設問1)※再現率95%
○①(安全性)自己資本比率 179/503=35.59%
×②(収益性)売上高営業利益率 18/1503=1.20%
×③(効率性)有形固定資産回転率 1503/88=17.08回
(設問2)※再現率80%
借入割合低く安全性は高いが、全国展開の委託中心のため支払い多く効率・収益性低い。
第2問※再現率30%(時間配分ミス)
(設問1)
①WACC:179/(324+503)*0.08+324/(324+179)*(1-0.3)*0.01=0.032978→3.30%
②CF:503+190=FC/0.033→FC=22.87(百万)
(設問2)
?(何か書いたがメモ無し)
(設問3)
(空欄)
第3問※再現率40%(時間配分ミス)
(設問1)
①変動費率782*1.07=836.74、1503+550=2053、436+34=472→1101.74/2053=53.66
②営業利益2053-1101.74-472=479
(設問2)
外注費を固定資産に振り替えられる分、費用の費目が変化するが、コスト全体はさほど変化しない。
(設問3)
同上。コストに変化なく将来的な成長は可能である。
第4問※再現率30%(時間配分ミス)
営業店が少なく、営業・管理ノウハウ蓄積ができず、従業員能力の向上にも限界がある。