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弁護士 鍛冶 孝亮
2018.01.25

カレンダーの魅力

1.年が明けて、新しいカレンダーの「平成30年(2018年)」の文字を見て、新年がスタートしたことを実感した人も多いのではないでしょうか。
  また、仕事始めの日に新しいカレンダーを見て今年も仕事を頑張ろうと思った人もいると思いますし、今年は連休が多いのかをカレンダーでチェックした人もいると思います。
  皆さんはどのようなカレンダーを使用されているでしょうか。
  カレンダーには様々な種類があります。聞いたことがあるものでいうと、卓上カレンダー、日めくりカレンダー、壁掛けカレンダー、万年カレンダー(木製などの文字盤を操作して自分でカレンダーを表示するもの)などです。
  入手方法も、会社や銀行などから新しいカレンダーをもらってそれを利用したり、お店などで好みのカレンダーを購入するなど人それぞれです。
  カレンダーは、1年を通じてほぼ毎日見るものともいえますので、一人一人カレンダーに対するこだわりは違うと思います。
  仕事部屋に飾っているお寿司屋さんからもらったカレンダー(季節ごとに旬の魚が紹介されている)を眺めていたら、カレンダーについてのコラムを書こうと思いました。
2.個人的には、壁掛けの1年分が記載しているカレンダーが一番好きです。
  数か月先の予定も、このカレンダーを見れば一度で把握できるからです。カレンダーをめくる手間も省けます。ただ1年分のカレンダーだと大きいサイズになり設置場所に悩みます。
  また、私はカレンダーのデザインもこだわります。カレンダーには、風景、人物や動物も載っているものも多いです。風景などが一切ないシンプルなカレンダーが好きな方もいますが、個人的には季節ごとの写真が掲載されているカレンダーもよく使います。カレンダーをめくる度に、季節の移り変わりを感じることができるからです。ただし、北海道にいるため、4月の写真で桜の写真が使われていても、まだ外には雪が積もっているということもあり、そんなときは春が待ち遠しくなります。
  後は、応援している東京ヤクルトスワローズのカレンダーも使用しています。このカレンダーには、試合日程も載っているため、いつどこのチームと対戦するのかカレンダーを見るとすぐにわかります。
3.話は変わりますが、カレンダーとスケジュール管理は、切っても切り離せない関係にあると思います。
  どの仕事でもスケジュール管理が大切なことはいうまでもありません。特に弁護士の場合、依頼を受けている事件の裁判には、弁護士自身が行かなければならず、弁護士事務所の事務員に代わりに行ってもらうことはできません。ダブルブッキングがないようスケジュール管理を徹底しなければなりません。
  私は、訟廷日誌という手帳でスケジュールを管理していますが、この訟廷日誌を利用している弁護士は多いと思います。
  この訟廷日誌の1日のスケジュールの部分には、「時間」、「裁判所」、「事件名」、「依頼者」など記載する部分があり、弁護士ならではの手帳といえます。
  訟廷日誌は、1年分の手帳なのですが、平成30年分でいうと、平成29年11月20日から平成31年1月27日までスケジュールを記載する部分があります(枠は小さくなりますが、平成31年6月30日分まで書き込みができます)。裁判の場合、次回が2か月、3か月先になることもありますので、年末の裁判で年明けの予定を書き込む先に一冊の手帳で対応できるようするためこのようになっていると思われます。
  訟廷手帳には、訴訟提起にあたっての印紙の額、裁判所の管轄や連絡先、弁護士費用基準(旧日本弁護士連合会報酬等基準)などが掲載されている便覧が付録として付いており、弁護士業務を行うにあたり便利な内容となっています。
4.最近では、手帳ではなくパソコンやスマートフォンで、スケジュールを管理する弁護士も増えているようです。
仕事以外でも、予定はすべてスマートフォンで管理しており、紙のカレンダーを使用していない人も多くなっているかもしれません。
家族間の予定を確認する場合、昔は居間のカレンダーにそれぞれの予定を書き込んで、それぞれの予定を確認するというのが主流だったかと思います。しかし今ではスマートフォンのアプリなどの便利なものがあります。
私も、タブレットでスケジュール共有アプリを最近使い始めました。
このアプリにスケジュールを入力すると、同じスケジュールに登録している 人にも通知が行き、スケジュールを共有できるというものです。自宅のカレンダーに書き込む方式だと、自宅以外では予定の書込みや確認はできませんが、このアプリを利用するといつでもどこでも予定を入力したり確認をすることができます。
そのほか、非常に便利になったと思ったことは、飛行機やホテルを予約したときに、予約確認のメールが届くのですが、メールとカレンダーが同期しており、自動的に飛行機の時間やホテルの宿泊情報がカレンダーに登録される機能です。
私の場合、メールと同期しているカレンダーと前述したアプリを同期させているため、メールが届くと自動的にアプリ上のスケジュールにも反映されることになっています。
かなり便利な世の中になったと思う一方、このようにスマートフォンなどでスケジュールの管理を行うことになれば、紙のカレンダーは不要になるのではと考えました。
しかし、よく考えてみると、冒頭で述べたようにカレンダーのこだわりは人それぞれで、紙のカレンダーに対して愛着を持っている人も多いと思うので、そのようなことにはならないと思います。
日めくりカレンダーを毎日めくるのも好きだという人もいると思いますし(日めくりカレンダーには、名言や格言が書いているものがあり、今日は何が書いているのかと楽しみにしながらめくるのも日めくりカレンダーの特徴だと思います)、カレンダーに印をつけて予定の日までを楽しみに過ごすのが好きだという人もいると思います。
 おすすめのカレンダーがあれば是非教えてください。